西暦4026年。穢れに侵された日本を舞台に、穢れ人の少女エマと白い腐蝕犬クゥが旅する。ゲームフリークが贈るアクションRPG『ビーストオブリンカネーション』(通称ビーカネ)は、リアルタイムの刀アクションとクゥへのコマンド指示が融合した独自の戦闘、広大なフィールド探索、そしてポストアポカリプスの和風世界観が魅力の作品だ。発売から時間が経ち、多くのプレイヤーが序盤のパリィに苦戦したり、祠の収集や育成方針に迷ったりしている。
このガイドでは、初心者がつまずきやすいポイントから、効率的なレベル上げ・金策、主要ボスの立ち回り、収集要素、育成の優先順位までを徹底的にまとめた。ストーリーをスムーズに進めつつ、やり込み要素も逃さないための実践的な内容だ。クリア時間の目安はメインだけなら20〜30時間前後、収集や強化を丁寧にやるとそれ以上かかる。難易度はストーリー・ノーマル・ハードから選べるので、自分のペースに合わせて調整してほしい。
ゲームの基本を理解する
本作の核心は「一人と一匹」の連携にある。プレイヤーが操作するエマは刀による近接攻撃、受け流し(パリィ)、見切り(ジャスト回避)、穢れ髪を使った立体移動を担う。一方クゥは△ボタンで開くコマンドメニューから開花技を選択して発動する。受け流しに成功するとFP(開花技のコスト)が溜まり、クゥの技を積極的に使えるようになる。つまりパリィとクゥのサポートは表裏一体だ。
フィールドは関東を中心とした荒廃した日本。野営地を解放するとファストトラベルと休憩・強化が可能になる。浄化船は拠点として機能し、休息や装備強化、クゥとのふれあいができる。龍脈の祠は全40個あり、回収すると回復注射薬の携行数が増える重要な収集要素。見逃してもクリア後のフリーロームで回収可能なので安心だ。
能力成長ポイントはエマとクゥで共有しつつ、それぞれに割り振る。スキルは振り直しが可能になるタイミングがあるため、序盤は思い切って必要なものを優先してよい。満腹度を維持するとHPが徐々に回復する仕様もあるので、料理や食材は積極的に活用しよう。
序盤の効率的な進め方
チュートリアルを終えたら、まずは操作に慣れることを優先する。敵の攻撃に合わせてL1で受け流し、赤い光を伴う攻撃は○で回避して見切りを狙う。受け流しや見切りの直後にR1を押すと強力な派生斬撃が出るので、これを基本コンボに組み込む。
野営地を見つけたら必ず調べて解放。能力成長ではエマの戦闘力を優先して共鳴加速を解放するのがおすすめだ。共鳴加速はL3+R3で発動し、時間を遅くして連続攻撃を叩き込める強力なスキル。序盤からあると火力と生存率が大きく上がる。クゥ側は生命力と戦闘力を上げて守護や瞬殺を早めに取ると安定する。回復量増加や回復の花系も優先度が高い。
探索では穢れ髪を活用した跳躍や足場作成を積極的に使う。しゃがみ移動で暗殺も可能だ。青の棒鍵や黄の棒鍵などの重要アイテムはクエストマーカーを頼りに回収。祠はマップにアイコンが出るので、気づいたら必ず寄る。回復注射薬の所持数が増えると中盤以降の安心感が違う。
序盤のレベル上げと金策は、崖底を望む塔周辺の野営地を基点に崖下の敵を倒して戻る周回が効率的。難易度をストーリーに下げても経験値は変わらないので、稼ぎ時は下げてしまおう。川の上流や弐号地下居住区前なども稼ぎ場として使える。
装備は刀を優先強化。初期武器から強力なものを拾ったらすぐに強化する。霊秘石は属性を揃える方向で考えると後々楽になる。ショック系や毒系など、一つの状態異常に寄せると敵を無力化しやすくなる。
クゥの親密度はおやつをあげたり、撫でたり、食事を与えたりで上がる。親密度が上がると装備可能スキル枠が増え、探索補助も強化される。カグラとの親密度も研究進行に影響するので、拠点に戻った際は会話を忘れない。
戦闘システムの深い理解と立ち回り
受け流しは本作の命だ。タイミングは敵の攻撃モーションを見て体で覚えるしかないが、序盤の敵は比較的寛容なので練習台に最適。成功すると隙が生まれ、FPも溜まる。赤い攻撃は受け流し不可なので、回避に切り替える。見切り成功後の派生攻撃は威力が高い。
クゥの開花技はスローモーション中に選択できるので、落ち着いて状況に合わせて選ぶ。拘束技でダウンゲージを溜め、共鳴加速で一気に削るのが定石。同じ技を連続使用できない制限があるので、複数の技をバランスよく習得しておこう。
属性と状態異常も重要。武器や矢弾、クゥの技で属性を揃えると重ねがけしやすく、敵の動きを止めたり継続ダメージを与えたりできる。防具の耐性も意識して装備を選ぶ。
ダウンゲージを溜めて処決を狙うのも有効。ボス戦では特に、無理に攻めず受け流し主体でゲージを溜めてから反撃する方が安全だ。

主要ボス攻略のポイント
ボスはストーリー進行に合わせて登場するヌシや腐蝕体が中心。推奨レベルを意識しつつ、準備を整えて挑もう。
ヌシシカは首振り攻撃を受け流し、右からの薙ぎ払い後がチャンス。2戦目は形態変化に注意。腐蝕体ヌエは尻尾攻撃を受け流し、雷攻撃は移動で避ける。ヌシオオサンショウウオは突進や噛みつきを受け流し、広範囲攻撃に気をつけつつ桜・枝槍発射などの開花技が有効。
シドウ&ヌエは2体同時。攻撃範囲の広い方から集中して倒すのがおすすめ。ヌシウシは走りながら弾を飛ばす攻撃に注意し、クゥの拘束から大ダメージを狙う。ヌシカラスは空中攻撃が主体なので、帯電させて撃ち落とす。
中盤以降のヌシクマやヌシイノシシは巨体ながら隙が少なく、復活もある。後半戦の追加攻撃パターンを把握しておこう。ラスボスの輪廻の獣は最初ダメージが通らない。ダウンゲージを溜めてバリアを破壊し、受け流し主体で攻める。後半は輪廻の華を中心に戦う。
ボスに勝てない場合は、能力・装備強化、難易度下げ、周辺の敵でレベルを上げてから再挑戦。クゥの開花技と共鳴加速を積極活用するのが突破の鍵だ。
育成・装備・収集の効率化
能力成長はエマの戦闘力を15前後まで優先し、共鳴加速ルートを進める。回復量増加は生存に直結するので早めに。クゥは守護・瞬殺・回復の花系を優先し、その後呪術ルートや探索系を伸ばす。
武器は近接と遠距離をバランスよく。強力な特殊効果を持つものを優先収集・強化。防具は防御力だけでなくスロット数と耐性、気づかれやすさを考慮。霊秘石は火力や属性特化で揃える。
レベル上げは序盤は崖底を望む塔周辺、中盤はゴーレムが集まりやすい場所、終盤はクレーター区域の枯れ死の獣周回が効率的。経験値アップのチャームがあれば装備。難易度は下げて問題ない。
金策は敵倒しによる琥珀入手、宝箱、不要霊秘石の売却、クゥのスキル「はぎ取り」活用。野営地周回で経験値と同時に稼げる。
祠は全40個。マップアイコンを確認しながら回収。クゥの探索補助も活用。その他、宝箱、伝承ゴーレム、調合書、レシピなども寄り道しながら集めると後が楽。
中盤以降の進め方と注意点
ストーリーは萌芽から結実まで複数のエピソードに分かれる。各章で野営地を解放し、ファストトラベルを活用。罪の迷宮などの隠しエリアでは爆発物コンテナを遠距離で撃って壁を壊す。武器強化では突破できないので注意。
取り返しのつかない要素は少ないが、スキル振りや一部選択は確認しながら進める。クリア後はフリーロームやNEW GAME+が解放されるので、収集を後回しにしても大丈夫。
難易度は途中変更可能。ストーリーモードは受け流しが優しくダメージも軽減されるので、純粋に物語を楽しみたい人や苦戦している人に向く。
まとめと最終アドバイス
ビーストオブリンカネーションは、パリィとクゥの連携をマスターしたときの爽快感が何よりの魅力だ。序盤は操作と育成に時間をかけ、野営地と祠を丁寧に回り、受け流しを体に染み込ませる。そうすれば中盤以降のボス戦も安定する。
焦らずマップを探索し、クゥとの絆を深めながら進めてほしい。穢れに満ちた世界の中で、エマとクゥが何を見つけ、何を感じるのか。その旅を楽しむことが、このゲームの真の攻略だ。
困ったときは野営地で休み、装備を見直し、レベルを少し上げてから再挑戦。必ず道は開ける。美しい滅びの風景と、一人と一匹の絆を、思う存分味わってほしい。




